スタッフブログ(F):先日の無料体験授業の再現
野球部で頑張っていて、英語の勉強で出遅れて(英語だけが出遅れているわけではないけど)、落ちこぼれて、やる気のないまま中学3年生になり、心配した親御さんから、「高校受験駆け込み家庭教師」の無料体験授業のご依頼を受けて授業した時の再現です。その後、週3回、1回3時間で、受験に必要な5科目を教えさせていただくことになりました。
家庭教師授業の一コマ(高校受験)
先生:初めまして、△△です。
生徒:初めまして、〇〇です。
先生:野球部だって?
生徒:そうっす。今日もダッシュ入れて8キロも走らされました。
先生:なぬ?スゲェな!8キロって
生徒:だから、毎日眠くってなかなか勉強やる気にならないっす・・・
先生:そりゃ当然だよね。先生なら8キロも走ったら、その日15時間倒れてるわ。だけど、もう3年生だから、大変だけど、勉強も真面目にやらないとね。
お母さんに聞いてるんだけど、英語の成績、かなりヤバいんだって?
生徒:マジヤバいっす。
先生:でも、先生が来たからもう大丈夫!必ず、どこの高校入試問題でも8割以上できるようにするから。
生徒:マジっすか?
先生:マジっす!じゃ、早速はじめよう!
今は教科書開かなくていいよ。2年の教科書の最初の方の復習ね。「あなたはこの前の日曜日何をしましたか?」って英語で言える?
生徒:全然言えねぇっす!
先生:いいっす!言えたら家庭教師いらねっす!何から始まるか考えてみよっか。
疑問文なんだけど、何から始まると思う?
生徒:えーと、疑問の時は、Do your(ドゥユア)かな~
先生:いいねぇ。疑問文の時はとりあえずDoね。IsとかAreから始まるときもあるけど、普通の動詞の時はとりあえずDoで始まるって覚えといて。ところで、ちょー細かいんだけどね、your(ユア)って聞こえたんだけど、your(ユア)は「あなたの」になっちゃうんだ。だから「あなたは」の時にはきっちりDo you(ドゥユー)って言った方がカッケ―よ。
もっかい言ってくれる?
生徒:Do you(ドゥユー)
先生:いいねぇ。もっかい繰り返すよ。普通の動詞の疑問の時は、とりあえずDoね。ところで、動詞って何だか知ってる?
生徒:なんか動くときの言葉っしょ?
先生:そう!わかってんじゃん!「走る」とか、「食べる」とか、「する」とか動くときの言葉ね。たださ、わっかりにくいんだけど、英語だと、動かないときの動詞もあるんだ。
生徒:なんすかそれ?
先生:英語しゃべるヤツって、文章に「主語」と「動詞」、「述語」ともいうんだけどさ、がないと満足しないらしいんだよ。なんで、日本語だと「~だ。」とか、「~です。」みたいな時でも動詞を使うのよ。例えば、「〇〇君(は)カッケ―っす。」っていう時って別に〇〇君動いてないじゃん?
生徒:ぇへへ、俺動いてないっすよね。
先生:でしょ。だから日本語だと「(〇〇は)~っす。」だけなんだ。これが英語だと “〇〇 is cool .”っていう風にisっていう動詞がつくんだ。カッケ―はcoolね。この時のisを普通の「動くときの動詞」と区別して「be動詞」っていうんだ。
生徒:動かねぇのに動詞ってわけわかんねっすね。
先生:だよね~。でも慣れればつけるようになるから。今は、「普通の動詞とbe動詞があって、〇〇君が動いてるわけじゃないから日本語で動詞をつけない、『〇〇君(は)カッケ―っす。』みたいな文章にも、be動詞っていう動詞がつく。」だけ覚えて。
もっかい繰り返すよ。「普通の動詞とbe動詞があって、日本語で動詞をつけない、『〇〇君カッケ―っす。』みたいな文章にもbe動詞っていう動詞がつく。だから“〇〇 is cool .”になる」はい、繰り返して。
生徒:「…普通の動詞と…be動詞があって、日本語で動詞をつけない『〇〇君カッケ―っす。』にもbe動詞っていう動詞がつく。…だから“〇〇 is cool .”になる」
先生:よく繰り返せたね!わりぃけど絶対詰まるって思ってた。いいねぇ!発音もいいね!ノートに今繰り返したこと書いといて。・・・「カッケ―(くーぉ)」はc、o、o、l、ね。オッケー、書いたね。じゃ、戻るけど、普通の動詞を使う時の疑問文の最初はなんだっけ?
生徒:えーと Do you
先生:すげぇじゃん。ちゃんとyouだったし。じゃ、「あなたは野球をしますか?」だったらなんていうと思う?
生徒:えーと Do youで、野球はbaseballだから・・・えーと「する」って~
先生:そう、そのとおり、野球はbaseball。よくできました。それで、「する」って〇〇君が悩んだとおり、英語だと、何個かあって、メンドいよね~。
一応、今は、「野球をする」の「する」は“play”で「野球をする」は“play baseball”、「宿題をする」の「する」は“do”で「宿題をする」は“do homework”だけ覚えといて。
繰り返すよ。「野球をする」の「する」は“play”で「野球をする」は“play baseball”、「宿題をする」の「する」は“do”で「宿題をする」は“do homework”。はい、繰り返してみて。
生徒:えーと、・・・「野球をする」の「する」は“play”で「野球をする」は“play baseball”、「宿題をする」の「する」は“do”で「宿題をする」は“do homework”。
先生:短期記憶力すごいじゃない。〇〇君、カッケ―し、俳優になれるよ。じゃ、「〇〇君は、カッケ―」って英語で言ってみて。
生徒:“〇〇 is cool .”
先生:スゲェ!じゃ、この時のisって、動きじゃない動詞だから、何動詞だっけ?
生徒:えーと、be動詞。
先生:絶好調!(中畑)って、古いか。なんにしろスゲェね!じゃ、さっきの「野球をする」の「する」は~で、「野球をする」は~、「宿題をする」の「する」は~で「宿題をする」は~、を言ってみて。
生徒:えと、「野球をする」の「する」は“play”で「野球をする」は“play baseball”、「宿題をする」の「する」は“do”で「宿題をする」は、・・・わかんね。
先生:十分スゲェ。宿題は“homework”だから、「宿題をする」は?
生徒:そっか、“do homework”だ!
先生:その通り!じゃ、「野球をする」の「する」は~で、「野球をする」は~、「宿題をする」の「する」は~で「宿題をする」は~、をもっかい言って、そのあとノートに書いて。
生徒:「野球をする」の「する」は“play”で「野球をする」は“play baseball”、「宿題をする」の「する」は“do”で「宿題をする」は“do homework”。・・・書きました。
あれ?さっき、疑問文の時の最初はDoってやりましたよね?これって「する」なんですか?
先生:〇〇君、スゲェ!そうなんだよ。おんなじDoとdoなんだけど、疑問文の最初のDoは、「助動詞」って言って、「宿題をする」とかの「動詞」のdoとは違うんだって覚えといて。
生徒:「助動詞」?わかんね~
先生:心配しないで。何度か出てきたら慣れるから。「助動詞」については、「動詞の働きを助ける」くらいのノリでいいよ。そんで、「助動詞」なんて言葉、何度もやるうちに覚えるから、今は忘れて全然オッケーだからね。
生徒:ホントに忘れてイインすね?忘れますよ!
先生:忘れて忘れて、こんなの重要じゃないし、何度もやるうちに勝手に覚えるから。
ところで、「あなたは宿題をしますか?」ってなんていうと思う?
生徒:疑問文だから、“Do you”で始まって、「宿題をする」が“do homework”だから、えっエッ、“Do you do homework ?”ですか?なんか変じゃねっすか?ドゥユゥドゥって。
先生:大正解!〇〇君スゲェ!変だけどそれでいいんだよ。最初のDoは助動詞で、後のdoは動詞ってことで。…じゃ「あなたは宿題をしますか?」は、“Do you do homework ?”でいいんだけど、なぜかhomeworkの前にyourをつけるから “Do you do your homework ?” ノートに書いて。
生徒:「あなたは宿題をしますか?」は、“Do you do your homework ?”書きました。
先生:見せて。オッケー!
じゃ、最初の問題に戻るね。「あなたはこの前の日曜日何をしましたか?」を英語でなんて言うかなんだけどさ。これを英語で言えるためには、二つメンドイ知識が必要なんだ。
一つ目はね、さっきの「あなたは宿題をしますか?“Do you do your homework ?”」は、「しますか」つまり、現在っぽいでしょ。だけど、二年の教科書の最初の方に出てくるのは、「(何を)しましたか」で、過去のことなんだよね。
生徒:過去形っていう一年の時にやったっぽい、いっぱい覚えなきゃいけないやつですよね。
先生:そうそう。例えば、「野球をする」の「する」はなんだっけ?
生徒:play
先生:当たり!その過去形はplayedでedつけるだけで過去形になるけど、宿題をするの「する」はなんだっけ?
生徒:えーと、do
先生:当たり!doの過去形はedつけるだけで過去形になるわけじゃないんだ。didなのね。
生徒:なんか聞いたことがある気がする。
先生:それでいいよ。これからしつこくやるから全然大丈夫。doの過去形はdidね。繰り返してくれる?
生徒:doの過去形はdid
先生:オッケー、またノートに書いといて。doの過去形はdidね。d、i、d、よくできました。
じゃ、「あなたは宿題をしますか?」って、なんだっけ?
生徒:確か・・・・“Do you do your homework ?”
先生:スゲェ!〇〇君、先生よりずっと記憶力いいよ。じゃあさ、「あなたは宿題をしましたか?」ならなんていうと思う?
生徒:ぇ?どっちのdoをdidにすりゃイインだ?
先生:いいねぇ。頭働いてるね~、メチャメチャいい悩みだよ。じゃあさ、“Do you do your homework ?”の最初のDoって、何動詞だっけ?
生徒:先生が忘れていいっていうからキッチリ忘れました。けど、「助動詞」だった気が・・・
先生:すんげぇ~!大当たり!
そんでね、過去のことを聞くときは、最初のDo、つまり助動詞を過去形にするんだ。そうすると、「あなたは宿題をやりましたか?」はどうなる?
生徒:えと、Doの過去形はDidだから、“Did you do your homework ?”すか?でも、なんで最初の、え~と、助動詞の方を過去形にするんすか?
先生:先生にもわかんね。でも、もしかしたらだけど、過去のことを聞くときに、最初にDidってなってれば、聞いた人が「あ、過去のこと聞いてんだな」ってすぐわかるから後の動詞を過去形にするよりそっちの方がいいのかもね。なんにしろ、一日でここまでついてこれるヤツなかなかいないよ。てぇしたもんだ。
じゃ、もう一度言って、書いてくれる?「あなたは宿題をしますか?」“Do you do your homework ?”を過去のことを聞く「あなたは宿題をしましたか?」にすると?
生徒:「あなたは宿題をしますか?」“Do you do your homework ?”を過去のことを聞く「あなたは宿題をしましたか?」にすると“Did you do your homework ?”、書きました。
先生:〇〇君、この調子でやれれば、たぶん、英語は二か月くらいでクラスの上位になれるよ。
生徒:なれねえっす!俺、バカだし。うちのクラス、帰国子女いるし。
先生:大丈夫大丈夫、帰国子女たち、発音もいいから、最初は調子こいてるけど、たぶん、文法とか慣れてないのに、中学の英語の授業なめて、あんまり英語の勉強やらないから、ほとんどの帰国が入試では英語のテストひどいことになると思うよ。ちょっとかわいそうだけどね。少なくとも、先生の中学の時はそうだった。
生徒:そうなんだ・・・
先生:そんで、〇〇君。先生、何百人も生徒見てきたけど、君のアタマは上位二割に入ってるよ
生徒:そりゃないっしょ!
先生:まぁ、とりあえず先生信じてやってみようよ。
ところで、二つ目のメンドイ知識はね、Do you~とか、Did you~とかって、YesとかNoで答える疑問文じゃん?
例えば、“Do you do your homework ?”にしても“Did you do your homework ?”にしても、「する」とか「した」なら、Yesだし、「しない」とか「しなかった」なら、Noじゃん?
生徒:そうっすね。
先生:だけど、今日の最初の「あなたは先週の日曜日何をしましたか?」って聞かれたときに、YesとかNoで答えたら、ちょっと馬鹿っぽくね?
生徒:そうっすね。ズレてますよね。
先生:でしょ。だから、そういう疑問文の時には、・・・Whatとか、5W1Hって知ってる?
生徒:聞いたことあるかも・・・
先生:全然それでオッケー。これから一緒にやってくから。5W1Hっていうのは、「いつ食べた?」「どこで食べた?」「何食べた?」みたいに、返事がYesとかNoじゃなくて、「朝食べた。」「家で食べた。」「パン食べた。」みたいな返事をしなきゃいけない疑問文を作るときに最初に使う言葉の頭文字なのね。
生徒:へぇ、そうなんだ。
先生:じゃ、5W1Hの中身をこれから言ってくから、ノートに書いてね。でも最初は絶対覚えられないから、何日かかけて一緒にのんびり覚えていくよ。まず、5Wね。これ順番はどうでもいいからね。①誰が(Who)、②いつ(When)、③どこで(Where)、④なぜ(Why)、⑤何を(What)、次、1Hね、⑥どうやって(How)。書けた?
生徒:ふぅ、書けました。
先生:お疲れ!
じゃあさ、ノート見ながらね~、最初の「あなたはこの前の日曜日何をしましたか?」なら、5W1Hのどれ使うと思う?
生徒:えーと、「何を」しましたかだから、⑤のWhatですか?
先生:お見事!すげぇ、じゃあラストスパートね。
「あなたは宿題をしましたか?」って英語でなんだったっけ?
生徒:えーと、Did you ・・・忘れちゃいました。
先生:ここまでついてきただけでスゲェよ。ノート見ながらで全然いいよ。
生徒:あ、“Did you do your homework ?”でした。
先生:ここまで頑張って、すぐに見つけられるだけで十分スゲェから。じゃ、その“Did you do your homework ?” の文章と、さっきの5W1H見ながら、「あなたは何をしましたか」って文章作れる?作れたら超スゲェよ。
生徒:「何を」がWhatだから、ん~、これ付けるんなら、homeworkはいらなくなるかな?んでWhatを“Did you do ”のどっかにくっつけるんだよな。“Did you do what ?”ってなんか変だから、最初にくっつけたほうがいいのかなぁ?
先生:超!センスいいよ!さあ、どうなる?
生徒:ん~、もしかして、“What did you do ?”だったりするんすか?
先生:ん~、天才!スゲェ!ホントに!大正解!“〇〇 is cool!”カッケ~!
ノートに書いてくれる?「あなたは何をしましたか」は“What did you do ?” ね。書いた?いいよ。
でね、最後に、「この前の日曜日」の、「日曜日」はSundayじゃん、そんで、「この前の」は、今日から見て最後の日曜日だから、lastがついて、last Sundayになるんだよ。
じゃ、仕上げで、さっきの「あなたは何をしましたか」に今の、「この前の日曜日」をつけて言ってみて。見ながらでいいからね。
生徒:“What did you do last Sunday ?”
先生:ホントによくできました!じゃ、これもノートに書いて。書けたね。素晴らしい!
じゃ、今日の復習するよ。聞かれてわかんなかったらすぐノート見ていいからね。まず、「野球をする」ってどういうんだっけ?
(以下、略)
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お子さんの受験をあきらめかけている親御さんへ
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