クレバーの勉強しなさいと言わないで済む家庭環境づくり

私たちクレバーは、「勉強しなさいといわないですむ家庭環境づくり」をモットーの一つに掲げています。これは、家庭教師が毎日の学習の予定表をお子さんとともに作り、同時に効果的に復習するための日程表も作り、これを完璧に実施するためのクレバーのさまざまなノウハウが盛り込まれたものです。親御さんは「勉強しなさい」という必要がなくなり、やった部分の学習をほめるだけになります。これにより、親子関係が良好になるため、お子さんの学習効果が高まります(私たちの経験上、お子さんが成功する家庭の多くは親子関係が良好です。)。

学習お助け隊と自主学習

しかし、まだ受験期でないお子さんには、毎日家庭できっちり自主学習する動機がそれほど大きくありません。小学校では受験しない限りもちろんですが、中学1年生から3年生の夏休みまで(高校でもクラブに入っていれば高校1年から3年の夏前後まで)は、クラブ活動等で家に帰ってきたら眠くて仕方がないというのが多くのお子さんの実態だと思います。

そこで、クレバーでは、この時期のお子さんの自主学習については、本人が望まない限り、あまり強く勧めません。家庭教師授業で、私たちと一緒に楽しく考える力をつけ、復習も授業で完結させます。それ以外は、学校での宿題をこなすくらいしかしなくてよいとすることで、クラブ活動等により疲れて勉強しない自分に劣等感を持ったり、勉強を嫌いにさせないことが大切と考えます。私たちの授業によって、基礎的な学力と考える力をつけ、勉強に対して前向きな心を持ち続ければ、受験期に受験勉強を前向きに全力でこなすことができるようになるからです。

そして、受験勉強の時期になったら、私たちとともに、クレバーの「勉強しなさいといわないですむ家庭環境づくり」のノウハウで、家庭での自主学習もしっかり計画を立て、計画通り実行していただければと思います。

学習お助け隊で例外的に宿題等を出す場合

なお、私たちの繰り返し重視の授業を受けたお子さんは、せっかく授業で覚えたことを忘れるのがもったいないと感じるようになります。お子さんのそのような気持ちを家庭教師が聞き取りで確認したら、そのお子さんには「学習お助け隊」でも復習のための必要最低限の宿題を出します(授業中に「一問一答式重要事項整理メモ」を家庭教師とお子さんで作成し、それを覚えてきてもらうことから始めます)。そして、それを次回の授業で確認し、少しでもやっていたらその部分をほめます。やっていなくても決して叱りません。なぜやらなかったかをやさしく聞くだけです。これを繰り返すうちに、ほとんどのお子さんがだんだん宿題をやるようになっていきます。しかし、この時期には、親御さんも焦る必要はないと思います。