1 個人契約の家庭教師の利点
個人契約の最大の利点は、マージン(ご家庭からいただく授業料と家庭教師に支払う報酬との差額)がないため、ご家庭も家庭教師も金銭的にお得になることです。
ただ、クレバーの家庭教師には、「不合格時授業料半額返還制度」があるため、少なくともお子さんの不合格時に、ご家庭がクレバーの家庭教師を依頼するよりも個人契約で金銭的にお得になる場合はほとんどありません(なお、予習復習不要・補習メインで将来の受験につなげる「学習お助け隊」も、ほとんどの個人契約よりもお得です)。
とはいっても、誰も、お子さんの不合格を願って家庭教師をつけるわけがありません。皆さん、お子さんを合格させるために家庭教師を利用するのが当たり前ですよね。
クレバーの家庭教師は、業界最安値(「高校受験駆け込み家庭教師」で1時間4200円(不合格時2100円返金)、「学習お助け隊」で1時間2200円)ですが、個人契約の家庭教師(1時間平均2500円前後)の方が、お子様が志望校に合格した場合、安くなる場合が多いことは否定できません。
それでも、私たちクレバーが、マージンを取って家庭教師事業を継続しているのはなぜでしょうか。
それは、①私たちクレバーのマージンは、ⅰ)家庭教師の、お子さんとの信頼関係を築くコミュニケーション能力や、クレバー合格メソッドをはじめとする教育能力を高める研修のほか、ⅱ)クレバーが、継続的にお子さんと家庭教師の間の指導内容や学習計画を把握し、必要な場合に修正するための正当な必要経費であると考えているからです。そして、②これらにより、クレバーの家庭教師は、個人契約の家庭教師よりも、はるかにお子さんの学習効果を高め、合格させる可能性を高めることに確信を持っているからです(クレバーの家庭教師の実績は、高校受験で志望校に合格させた割合が78%以上、難関大学附属中学や進学実績で有名な中学に外部受験で合格させた割合が50%以上です。大多数の個人契約の家庭教師にはこのような結果は出せません)。
2 クレバーの家庭教師と個人契約の家庭教師の学習効果(合格させる可能性)の比較
(1) 上から目線でなく、お子さん目線で信頼関係を築く能力
個人契約の家庭教師には超一流大学に在学中で、非常に学力の優秀な人がたくさんいます。このような人の多くは、幼少期から優秀で、そのまま大学入試まで駆け抜けた人たちで、普通の人たちよりも理解力(合理的な思考力)や記憶力に優れ、そして、なによりもこれらを補完して計画通り勉強する根気が、ずば抜けています。
「近所の東大生に家庭教師をお願いすると失敗しやすい」という言葉があります。東大の学生は、優秀ですが、普通のお子さんの理解力(合理的思考力)や記憶力、そして勉強する根気が自分より劣ることを不合理と考えがちです。加えて、若者特有のプライドが、普通のお子さんと自分を別人種と考えさせてしまいます。その結果、普通のお子さんを教えるときに、お子さんの目線に立ち、お子さんの個性や弱点に寄り添うことができず、お子さんとの信頼関係を形成できないのです。これでは、お子さんは、一人の講師が数十人の生徒を教える大規模塾に通うのと同じで、家庭教師の意味がありません。東大生は、難しい問題のスマートな解法が望まれる一流予備校の講師には向いています。しかし、お子さん一人一人の個性と弱点に徹底的に寄り添うことにより、お子さんだけを伸ばす家庭教師には向いていないというのが「近所の東大生に家庭教師をお願いすると失敗しやすい」の意味だと思います。そして、同様の傾向は多くの一流大学の学生にも見られます。
クレバーの家庭教師が研修で最も重視するのは、「①上から目線でなく、お子さん一人ひとりの目線に立つこと、②たとえ他人から見て簡単でもお子さんが理解できないことがあることや、一度聞いてもすぐに忘れること、自主学習をしたくないこと、を許容し、③お子さんだけの個性や弱点に寄り添い、信頼関係を築くこと、ができるコミュニケーション能力」です。この能力は、お子さんの学力を伸ばすための大前提ですが、学力の優秀さとは別な能力で、学生が独力で一朝一夕に身につけることができるものではありません。
(2)コミュニケーション能力だけでは不十分
しかし、このようなコミュニケーション能力は、お子さんの学力を伸ばすための前提(必要条件)でしかなく、これがあれば足りる(十分条件)というわけではありません。
個別指導塾の講師には、もっぱらこのコミュニケーション能力が必要とされます。個別指導塾にあっては、多くの生徒を最後まで(受験まで)受講させ続け、授業料を支払わせることが最も重視されますが、コミュニケーション能力に優れた講師がいると、お子さんは、居心地がよく、個別指導塾に通うことが楽しいので、学力の向上の有無にかかわらず、受験まで通うからです。家庭教師の中にも、このコミュニケーション能力に長けて、お子さんに気に入られ、お子さんの成績が上がらなくても、受験まで家庭教師を続けるタイプがいます。多くの親御さんは、お子さんが、「この個別指導塾がいい」「この家庭教師がいい」といえば、たとえ成績が上がらなくても、実際には拒むことができないのです。志が低ければ、塾・家庭教師派遣業の経営は、担当講師のコミュニケーション能力だけで十分成り立ちます。
私たちは、志を高く持ちます。「不合格時授業料半額返還制度(クレバーの合格保証制度)というイバラの道」を選びました。合格にこだわり、お子さんたちを成功させ、日本を希望にあふれる社会にしたいからです。
この「不合格時授業料半額返還制度(クレバーの合格保証制度)」では、家庭教師がお子さんを合格させたときに、かなり高額のインセンティブ報酬が支給されます(クレバー家庭教師の報酬額については家庭教師募集ページをご参照ください)。このインセンティブ報酬は、制度的にもクレバーの家庭教師がどこの家庭教師よりもお子さんを合格させるために熱心に、本気で努力することを担保します。
(3) お子さんのやる気と学力を引き上げる、質問し、ほめる授業
私たちの授業では、1コマに30以上の質問をし、たとえ答えが間違っていても、よいところを見つけてほめます(実際の授業風景については→「授業のワンシーン(学習お助け隊・英語)」や、「授業のワンシーン(高校受験)」をご参照ください)。
私たちの授業は、楽しいけれど、真剣勝負です。①家庭教師は、どのような質問がこのお子さんの理解に最適かを常に考え、答えを聞いたらお子さんの目線で思考過程を追い、たとえ間違っていても思考過程の良いところを見つけてほめます。同時に、思考過程に誤りが生じたところまで遡って、これを修正するための次の質問を考えなければなりません。②お子さんも矢継ぎ早の質問に答えるために、頭を全力回転させなければなりません。
このようにして、お子さんを授業に引き込み、やる気にさせると同時に、お子さんの弱点を把握し、考える力をつけます。また短い時間(場合によりますが、1分後、3分後、10分後など)を経た同じ質問とほめることの繰り返しにより、記憶力を鍛えます。お子さんは、たとえ根気がなくても、授業中は楽しくて頑張ります。私たちはそのような授業にするために努力し、ノウハウを積み重ねてきました。
このような授業は、私たちの研修を受けないと、実現不可能です。
(4)クレバーの学習計画への継続的関与
① 勉強しなさいと言わなくてよい環境づくり
受験では、家庭での自主学習が非常に重要な要素を占め、親御さんたちは自主学習させるために非常にご苦労されています。せっかくお子さんの将来を思って「勉強しなさい」と言ったのに、これが原因で親子関係を損なった親御さんがたくさんいらっしゃいます。
私たちの経験上、お子さんの受験の成功例が多いのは親子関係の良好な家庭、そして、親が勉強しなさいと言わない家庭です。そこで、私たちは、親子関係を良好にし、お子さんに自発的に学習してもらうために、「勉強しなさい」といわなくてよい環境を作ります。
これは、家庭での自主学習の計画の立て方やその実施についてクレバーの豊富なノウハウでサポートするものです(詳しくは、→「(高校受験)勉強しなさいと言わなくてよい環境づくり」をご参照ください)。
② 勉強しなさいと言わなくてよい環境づくりへの継続的関与
私たちクレバーは、この「勉強しなさい」と言わなくてよい家庭環境を作るにあたり、個々の家庭教師任せにせず、継続的に関与します。
具体的には、その日にやったことの復習を含む学習計画と一問一答式重要事項整理メモを、毎回の授業ごとに家庭教師からクレバーの事務局にメール等で送付してもらい、事務局でその内容をチェックし、保管・管理することによって、家庭教師の指導の進捗度や個々のお子さんの学習の進行具合を管理します。
③ 継続的関与の効用
クレバーは家庭教師の「指導内容に偏り」があったり、「目標達成のための進行が遅い」場合などには、家庭教師に聞き取り調査し、また必要に応じて指導します(例えば、受験のための重要性が低く、かつその科目の体系的理解のために不要な特定の事項を後回しにして進み、全体を理解してから戻ることを家庭教師に提言するなどの指導をします)。
しかし、クレバーの事務局の最も大事な役割は、お子さんが復習などの自主学習を自発的に行わない場合に、家庭教師・親御さんと(必要であればお子さんも同席で)連絡を取り合って、自主学習を行わない原因を分析し、これを解決するための実現可能な方策を話し合うことです。家庭教師は、この方策にしたがって、再度お子さんに自主学習してもらい、問題が解決したかどうかを事務局に報告します。事務局は、問題が解決し、お子さんが自主学習を行うことができるようになるまで何度でも話し合います。
このようにして、個々の家庭教師の能力を補完し、お子さんの学習を最も効果的に進行させることを可能にします。また、この進行管理により家庭教師の変更のあった場合の継続的な指導も可能にします。
(5) 家庭教師の非常識な振る舞いへの対応
クレバーの家庭教師は、お子さん・親御さんとの接し方についての研修を受けています。その中で、「受験というお子さんの将来を決定する重要な局面で責任を負う立場にあること、またお子さんの将来を家庭教師に託したご家庭に対しても責任ある立場に立つことを自覚し、責任ある社会人としてのルールに従うべきこと」を、研修を通じて、教え込んでいます。例えば、遅刻や当日欠勤についてもペナルティを用意しています。またご家庭のプライバシーの開示などにも厳格なルールを定めています。
したがって、ご家庭が家庭教師の非常識な振る舞いに困ることはありません。万が一そのようなことがあった場合にはすぐにご連絡いただければ、迅速に対応いたします。
これに対して、個人契約の家庭教師では、非常識な振る舞いが多々ありえります。遅刻・当日欠勤やご家庭のプライバシーの開示、お子さん・親御さんへの不遜・不誠実な対応などだけでなく、例えば、受験期になって、お子さんが合格のためにこの家庭教師を信頼して頑張っていこうと決心した頃合いで、授業料値上げを要求し要求を聞かなければ辞めると主張する、などのトラブルもよく聞きます。
(6) 家庭教師の交代・中途解約の容易性
個人契約の場合、たとえ、契約書で「事由のいかんにかかわらず、両当事者は契約の終了を告知することができる。この場合、告知から1か月後に契約が終了する。」などと定めても、告知してから1か月は気まずいのでないかなど色々なことが心配になり、お子さんの成績が上がらなかったり、お子さん親御さんと家庭教師が合わなくてもなかなかやめにくいものです。
これに対して、クレバーの家庭教師は、事務局を通じて、気まずくなることなく教師の変更が可能ですし、家庭教師契約自体の中途解約も事前に明らかになっている手順で事務的かつ容易に可能です。
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4 クレバーの家庭教師の「個人契約告知制度」
(1) 個人契約についての他社の取り扱い
家庭教師派遣会社と家庭教師・ご家庭間のトラブルで多いのが、家庭教師派遣会社のマージンをなくして、家庭教師とご家庭が経済的メリットを享受すべく、家庭教師とご家庭で、個人契約を結ぶことです。
多くの家庭教師派遣会社においてはこれを禁じ、派遣会社によっては300万円の違約金という法外なペナルティを課すところもあります。
(2) 個人契約についての私たちの取り扱い
① 私たちの究極の目標と個人契約の取り扱い方針
私たちの究極の目標は「成功したいお子さんをサポートし、日本を希望にあふれた社会にする。」ことです。
個人契約を望む親御さんにも家庭教師にも経済的な事情があると思います。なので、私たちはこれを禁止しません。
② 個人契約の告知のお願い
このようなことで私たちとの縁を切る必要はありません。
個人契約した後でも、お子さんのご弟妹が新たな家庭教師を必要とする場合もあると思います。また、個人契約をした家庭教師が継続的に教えることができるとも限りません。それらの場合に、私たちを選択肢から除外しなければならないのでは、ご家庭にとっても大きな不利益になると思います。
個人契約をする場合には、その旨告知してください。お子さんについての家庭教師契約は中途解約手続きに従って解除しますが、ご家庭は、クレバーに入会したままの取り扱いにします(ご弟妹の受講にあたって再度の入会金の支払いは必要ありません。)。
また、家庭教師はご家庭に優秀と認められたのですから、やはり私たちと縁を切らず、個人契約したご家庭以外でも家庭教師することを希望した場合には、優秀な家庭教師として、ご家庭の家庭教師業務に差し支えないよう配慮しつつ、他のご家庭にも紹介します。
③ 個人契約にあたっての損害金の支払いのお願い
なお、個人契約によって、私たちも経済的ダメージがないわけではないので、個人契約にあたっては、ご家庭から3万円、損害金をお支払いいただきたいと考えます。
④ お子さんの成功のために未来志向で
個人契約をしても、①個人契約の告知と②損害金の支払いとによって、今後ともなんらわだかまりなく、以前同様に私たちとの関係を維持できるものとお考えください。
家庭教師クレバーのホームページに初めていらっしゃった方へ
私たちのホームページにご訪問くださいましてありがとうございます。
いきなり、他の教育媒体の批判でご気分を害されたら申し訳ありません。多くの親御さんは、業界の実態についての正しい情報に接する機会が少ないと思いますので、真にお子さんの成功を願う親御さんのお役にたてばと思い、業界の内情を正直に明らかにさせていただきました。もしよろしければ、ご気分を変えていただくために、私たちの楽しい授業をご覧ください(→「授業のワンシーン(学習お助け隊・英語)」、「授業のワンシーン(高校受験)」)。
私たちは、お子さんの成功のために全力を尽くします。
家庭教師クレバーのホームページに初めていらっしゃった方で、個人契約の家庭教師以外にも、他の教育媒体と比較してみたいとお考えの方は、よろしければ、以下をご参照ください(→「大手個別指導塾の授業料その他の実態とクレバーとの比較」では、個別指導塾の実質的な価格などを調査しました。また、→「クレバーの授業料と他の家庭教師派遣会社の授業料との比較」では、授業料(指導料)の安さを強調する家庭教師派遣業者を利用した場合のご家庭の実際の負担額を調査しました。)。
なお、受験期・かつ思春期にあるお子さんとの親子関係を円滑なものにし、お子さんに自発的に家庭学習してもらうための、私たちの「勉強しなさいと言わないでよい環境づくり」のメソッドにご興味をお持ちの方は、こちらをご参照ください(→「高校受験・勉強しなさいと言わなくてよい環境づくり」)。
また、私たちの家庭教師講座にご興味をお持ちになっていただけましたら、不合格時授業料半額返還制度で家庭教師が結果に責任を負う、「高校受験駆け込み家庭教師」や、「中学受験駆け込み家庭教師」をご参照ください。また、クラブ活動で疲れて勉強できない等のお悩みをお持ちのお子さんには、予習復習を必要とせず、受験に必要な範囲を授業だけで理解してもらう「学習お助け隊」もご参照ください。
まずは、お気軽に、無料体験授業をご検討ください(ぜひ、→「無料体験授業について」をご参照ください)。
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