1 個別指導塾について
1 個別指導塾の授業料について
個別指導を謳い、それにもかかわらず授業料の安い大手塾があります。
(1) 授業料
たとえば①週3回90分ずつで月あたり3万4000円前後とする大手個別塾があります。②週7回1回1時間で月あたり3万7000円前後の個別指導塾もあります。いずれも非常に安く感じます。
なぜ、このような安い授業料で塾を維持できるのでしょうか。
(2) 実質的な授業料
集団塾でなく、個別指導なのですから、一人の生徒を教えている時間は、他の生徒は自習ということになります。そこで、自習時間以外の、一人あたりに教えることのできる時間とその1時間あたりの単価を計算してみます。
まず、①において、実際の指導は多くの場合、講師1人に対して生徒が3人から5人です(1:3~5)。したがって、1人あたりに教えることのできる時間は、1回(90分)の中の30分(1:3の場合)~18分(1:5の場合)です。これが週3回(月に12回)なので、30分×12=6時間(1:3の場合)~18分×12=3時間36分(1:5の場合)で、月あたり3万4000円ということになります。仮に1:3の授業とすると1時間あたり5600円以上になります。1:5なら、1時間あたり9400円以上ということになります。
②においては、1:4が基本で、それ以上になる場合も多々あるそうです。1:4とすると、1人あたりに教えることのできる時間は、1回あたり15分ということになり、1時間あたり5200円以上です。もし1:5の場合、1時間あたり6600円以上ということになります。
このように、個別指導塾は、一人あたりに教えることのできる時間を実質的に見て、その1時間あたりの単価を計算すると、1時間あたり5000円以下になることはまずなく、決して安くありません。
ちなみに私たち「家庭教師のクレバー」では、すべての時間をお子さん1人だけのために使って、
①「高校受験駆け込み家庭教師」で1時間あたり4200円です(おまけに、結果に責任を負うクレバーでは、お子さんが第一志望第二志望ともに不合格の場合、遡って半額返還いたしますから、1時間あたり2100円です)。
②「学習お助け隊」では、1時間あたり2200円です。
2 個別指導塾の学習効果
料金が割高でも、学習効果が上がれば問題はないのかもしれません。お子さんの成績を上げ、志望校に合格させるために利用するのですから。では、学習効果はどうでしょうか。
(1) 個別指導塾の雰囲気
このような塾では、1人を教えている間、残りの2~4人は自習ということになります。
しかし、個別指導塾に来る生徒の多くは、画一的な授業を行う集団塾についていけなくて個別指導塾に来るのですから、生徒はそもそも「勉強の仕方が分からない」「何が分かっていないのか分からない」という状態です。
なので、自習させたら、多くの生徒がスマホその他勉強以外のいろいろなことを始めます。そのため教室の雰囲気が和気藹々でお子さんが「楽しく遊ぶこと」ができても、「教室内での自習の効果」については疑問があります。そして、個別指導塾では、お子さんに通い続けてもらうこと、そして、1つの授業時間に多くの生徒を詰め込むこと、がもっとも大事なので、たとえ学習効果が上がらなくても、このような和気藹々の雰囲気を維持します。
(2) 個別指導塾のパフォーマンス
加えて、曜日・時間帯を選べる個別指導塾では、多くの場合、1回の授業で一緒に学習する3人から5人の生徒は学年が違い、また小学生と中学生と高校生になることもあります。
講師はそのような3人から5人を一度に見て、1人1人の生徒が質問した問題をそれぞれについて一瞬で理解して教えなければならないことになります。これはスーパーマンでない限り能力的に無理があります。実質的な時給が1000円にも届かない条件で(大手個別指導塾のプラック企業としての報道は枚挙に暇がありません)、スーパーマンを集めることは不可能です。
結果的に中途半端な指導になり、効果が上がりにくいのです。
また、声の大きい積極的な生徒が先生を独占することもあります。指導に不公平が生ずることもないとはいえません。
このような大手個別指導塾では、スケールメリットで、割合としてはかなり少数ではありますが、最初から優秀な生徒も入会し、合格するので、これが実績として発表されます。しかし、塾に期待されるのは、個々の生徒の成績をどの程度上げることができるか、なのです。
3 完全個別指導(講師1人について生徒1人、1:1)の塾について
完全個別指導を謳っている大手塾は週に1回120分で月あたり4万円程度です(しかも半分は自習ということです)。仮に半分が自習でないと仮定しても1時間あたり5000円です(もし半分自習なら1時間あたり1万円です)。決して安いとはいえません。しかし、この程度の授業料でなければ、やはり教室を維持できません。
なお、「完全個別指導」と謳って、1:4以上で教室を維持しているところもあります。パーテーションで仕切って1人を教えているときには他を教えていないから完全個別指導というのでしょうか。実際はほとんどの時間が自習時間なのに、「完全個別指導」の言葉を使うことにより「お子さんが塾にいるすべての時間をつかってお子さんだけのために授業している」と親御さんが誤解しやすいものにしているのでないでしょうか。
4 入会するまでわからない大手個別指導塾や完全個別指導塾の本当の収益の仕組み
(1) オプション授業
そもそも、安い授業料(入会金0円や、授業料2か月無料など)で誘って入会させる大手個別指導塾・完全個別指導塾では、儲けを生み出すのは、維持費や教材費、そしてそれ以上に春季夏季冬季講習・テスト前特別講習などの集団塾(1:10以上)と同形式のオプション授業(集団授業)です。
各塾の教室責任者には、オプション授業をたくさん受講させる営業力こそが要求されます。まずは、入会金0円や、授業料2か月無料などで誘って何が何でも入会させます。いったん入会させればその後は楽です。教室の和気藹々とした雰囲気の中で、お子さんたちに、みんなオプションを受講するのが当たり前という意識を持たせます。
個別指導塾の儲けの中心がオプションの授業であるという事情を知らない多くの親御さんは、営業(教室責任者)の言葉「お子さんだけが取り残されてしまいます」や、お子さんの「みんな受けるんだから」に乗せられ、お子さんのためと信じて、お子さんに逆効果にもなりかねない無駄なオプションを受講させます。ひどい場合は年間100万以上支払って全く結果が出ないということもなくはないと思います。
(2) オプション授業は誰のため
親御さんが、集団塾でなく、個別指導塾を選んだのは、一人では勉強しないお子さんのために、リーズナブルな値段で、先生がお子さん一人だけに寄り添ってくれることを期待したのだと思います。個別指導塾が、集団授業をたくさん受けさせようとするのは、生徒の学力向上のためではなく、金儲けのためと評価されても仕方ありません。
個別指導塾にも、熱意あふれる非常に優秀な先生が大勢います。
しかし、これらの塾の多くが、生徒の学力向上よりも塾の収益向上を重視(学業より営業を重視)したシステムを採用しているため、どうしても、先生に負担を強いるものになり、また、お子さんにとってコストパフォーマンスが悪いものになってしまいます。
以上の実態については、親御さん自らも是非お調べになってください。
5 共働きのご家庭に個別指導塾よりも学習効果の高い家庭教師をお気軽にご利用していただくために
共働きされている複数の親御さんから、「親がいない間、家にいてボーっとさせているのが嫌なので、個別指導塾に通わせているが、成績が上がらない。だからといって、家庭教師は高いし、自分たちのいないときに家庭教師を家に上がらせるのも気が引けるので、現状に満足できないが、仕方ない」という声を伺いました。
そこで、クレバーでは、個別指導塾よりも学習効果の高い家庭教師を、共働きの親御さんが利用しやすいように、様々な工夫を設けました(→「共働きの親御さんへ(ご家庭以外での家庭教師授業等)」)。
2 私たち「家庭教師のクレバー」の収益の仕組み
私たちは、親御さんと同じく子を持ち、日々子育てのために苦労する親の一員として、お子さんの成功のために誠実に行動した上で、利益を上げたいと考えています。
1 すべてはお子さんの成功のために ① 最高の授業
私たち家庭教師のクレバーでは、お子さん一人だけの指導に集中し、質問とほめることの繰り返しでお子さんを授業に引き込み、頭を全力回転させ、楽しく、やる気にさせます(実際の授業の雰囲気については→「授業のワンシーン(学習お助け隊・英語)」や、「授業のワンシーン(高校受験)」などをご参照ください)。
また、クレバーは、家庭学習を重視し、自発的に勉強することが成功の条件と考えます。経験上、自発的な勉強のためには親子関係が良好であることが重要です。そこで、私たちは、親御さんがお子さんに「勉強しなさい」と言わなくてよい家庭環境を作ります(詳しくは、→「勉強しなさいと言わない環境づくり」をご参照ください)。
2 すべてはお子さんの成功のために ② 真の最安値
「高校受験駆け込み家庭教師」では、授業料は1時間あたり4200円と、業界最安値水準です。
また、受験を前提とせず、予習復習不要の「学習お助け隊」では、できるだけ親御さんの負担を抑えてお子さんに学習の習慣をつけていただき、受験につなげていただくために、時間当たり、2200円(1コマ30分1100円)という破格の安さです。
私たちは教材販売は一切いたしません。したがって、これ以外、交通費しかかりません。授業料を1コマ30分900円以下など非常に安く設定して親御さんを引き寄せ、高額な教材を売りつける業者にご注意ください(→「国民生活センター(家庭教師・塾サービス付き学習教材)」)。私たちは、親御さんと同じく子を持つ親として、不誠実な行動は絶対に致しません。
3 すべてはお子さんの成功のために ③ 私たちは合格させて収益を上げます。
私たちの「駆け込み家庭教師」では、お子さんが志望校に合格しなかった場合、授業料を半額返還いたします(不合格時授業料半額返還制度)。たとえば「高校受験駆け込み家庭教師」では、授業料は1時間あたり4200円と、業界最安値水準ですが、不合格の場合、時間当たり、2100円になります。お子さんが不合格になると、たとえどんなにたくさん授業を受講していただいても、家庭教師に支払う報酬その他の経費で私たちは赤字です。
私たちの収益の仕組みは単純です。私たちは、私たちの生徒になっていただいたお子さんに合格していただいて収益を上げます。私たちは高校受験の生徒さんを8割近く志望校に合格させてきた実績からこのような制度を設けることが可能と判断しました。これは、私たちの、同じく子を持ち、日々子供のために努力する親の一員としての、親御さんへの最大の誠意です。
実質的な月謝、収益構造、コストパフォーマンスを慎重にご検討のうえ、本当にお子さんを成功(合格)させることができる教育媒体をご選択ください。
3 家庭教師クレバーのホームページに初めていらっしゃった方へ
親御さんに業界の内情を明らかに
私たちのホームページにご訪問くださいましてありがとうございます。
いきなり、他の教育媒体の批判でご気分を害されたら申し訳ありません。
多くの親御さんは、業界の実態についての正しい情報に接する機会が少ないと思いますので、真にお子さんの成功を願う親御さんのお役にたてばと思い、業界の内情を正直に明らかにさせていただきました。
個別指導塾以外にも、他の教育媒体と比較してみたいとお考えの方は、よろしければ、以下をご参照ください(→「クレバーの授業料と他の家庭教師派遣会社の授業料との比較」では、授業料(指導料)の安さを強調する家庭教師派遣業者を利用した場合のご家庭の実際の負担額を調査しました。また、個人契約の家庭教師とクレバーの家庭教師をさまざまな面で比較してみました→「クレバーの家庭教師と個人契約の家庭教師の比較」)。
クレバーのホームページを読んでいただくにあたって
もしよろしければ、ご気分を変えていただくために、私たちの楽しい授業をご覧ください(→「授業のワンシーン(学習お助け隊・英語)」、「授業のワンシーン(高校受験)」)。
なお、受験期・かつ思春期にあるお子さんとの親子関係を円滑なものにし、お子さんに自発的に家庭学習してもらうための、私たちの「勉強しなさいと言わないでよい環境づくり」のメソッドにご興味をお持ちの方は、こちらをご参照ください(→「高校受験・勉強しなさいと言わなくてよい環境づくり」)。
また、私たちの家庭教師講座にご興味をお持ちになっていただけましたら、不合格時授業料半額返還制度で家庭教師が結果に責任を負う、「高校受験駆け込み家庭教師」や、「中学受験駆け込み家庭教師」をご参照ください。また、クラブ活動で疲れて勉強できない等のお悩みをお持ちのお子さんのためには、予習復習を必要とせず、授業だけで科目全体の理解に必要な重要部分だけを完全に理解してもらう「学習お助け隊」もご参照ください。
まずは、お気軽に、無料体験授業をご検討ください(ぜひ、→「無料体験授業について」をご参照ください)。
無料体験授業のお問い合わせは、クレバーにお気軽にお電話ください。お電話して、嫌なお気持ちにさせたり、後悔させたりすることは絶対にありません。
家庭教師のクレバー(年中無休 10:00~23:00)
Tel :080-3047-6759
また、メールでのお問い合わせもご気軽にお寄せください。
E-mail : info@cleverhomestudysupport.com