スタッフブログ(P):小中学生の歴史学習のために

 多くの小学生・中学生にとって、社会、特に歴史は非常につまらないものととらえられています。

 親御さんも、どうしたら子供たちを前向きに学習させるか、ご苦労されている方が多いのでないでしょうか。

 今回は、歴史学習を面白くするための教材をご紹介いたします。

 まず、絶対のおススメが、NHKの「歴史にドキリ」です。これは、もう8年くらい同一内容が放映されていることからも、非常に評判が良いものと分かります。

 毎回10分の番組で、歌舞伎役者の中村獅童さんが、歴史上の様々な人物に扮して、歌や踊りも取り入れて、非常に楽しくその人物の人となりや功績を演じます。うちの子供たちにも好評で、兄弟全員、小学4年生くらいから見て、一緒に歌ったり踊ったりしています。この番組と、この次に紹介する漫画によって、子供たちは日本の歴史に苦手意識がなくなりました。

 次に、小学生から中学生くらいにおすすめなのが、「角川まんが学習シリーズ 日本の歴史」です。歴史漫画はたくさんあります。私が自分の子供たちにどれを読ませてあげようか、実際に他と読み比べた結果、この「角川まんが学習シリーズ 日本の歴史」が、内容の充実度から考えて、一番と判断いたしました。これもかなり評判が良いようで、累計560万冊以上売れているようです。これは本編15巻と、別冊4巻の19冊で、内容的にも小学生には少し難しいです。そこで、小学生向けには、親御さんがまず1冊ずつ読んで、その後、お子さんに、「今日はここまで読んで」と指示するのが良いと思います。そして、読ませた後、例えば、「伊藤博文どんな人だった?開拓地払い下げ事件の時大隈重信を追放したのって、なんかひどくない?」など、一緒に感想を話し合うのが良いと思います。

 これらを利用すれば、日本の歴史に関しては何とかなります。しかし、高校の世界史の理解はまた違ったアプローチが必要です。それについてはまたの機会に。

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